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Aside
カチャリ、音をたててメガネのブリッジを触るオーターさん。裏切り者って言われるの、結構メンタルやられんだけど。
貴方「別に怪我されたら困るってだけで、この世界のルールにグダグダは言わないさ。」
…まあ、世界の均衡を保たないといけないし、必要であれば殺生は止めないとだけど
ずっと気になってたが、オーターさんは何でそんなに規律やルールに拘るんだ…。私には、ナニカに縛られているようにしか見えない。
たまに見る敬語が崩れたオーターさん。やはり私と同じで猫かぶってるのは分かるんだけど…いや、変に探るのは良くないよね。
??「そノ意見ハ許されなイ」
貴方「…ブレスさん?」
誰かが話に割り入ったようだ。声的にはブレスさんだが、確実に嫌な気配を漂わせている。
「わ、私たち…ハ、イノセント・ゼロ」
「その、少年ハ私たちのモノだ手を出すナ!!」
「その証拠に…コの人間二寄生魔法獣ヲ埋め込んダ」
そう言うブレスさん(?)の目は変色しギョロギョロと動いていた。
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藤s - いつも楽しく読ませて頂いてます!!52話ちゃんが行方不明になってます…(> <。) (5月9日 22時) (レス) id: 5ee7a1b786 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - あかりさん» ご指摘ありがとうございます。申し訳ございませんでした。 (3月29日 7時) (レス) id: 139eb9e035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2024年3月21日 20時