規範になれない人【実話日記】

どうやっても奴が嫌い ページ14

好きになれない人間はどうしてもいるもので、筆者のまだ大して長くない人生ですら7名ほど嫌いな人がいます。

その内3名が教師陣なので、教師は本当にガチャですね。その分、今でも大好きな先生もいらっしゃいます。



とある教師のことを団塊先生と呼びましょう。いわゆる団塊世代の人なので。


結論から言うと、
「個人的に嫌いなだけで悪人じゃない相手」なら、案外聞けるレベルの話をしてくれます。



嫌いになった理由は自語りが多かったからですね。授業内で遠回しに自分のことを持ち上げる話が多く、それだけならまだしも遠回しに他人を下げる発言をしていたからです。

彼の授業を聞いていたところ、「今なんであの職業を貶したんだ？」となるしゅんかんがあったので嫌いになりました。


まあ世代が世代なので、そういう人も多いのでしょうが……一度嫌うと、授業中ずっとイライラタイムになるんですよね。かといってサボるわけにもいきませんし。




ただ、団塊先生にも良いところはありました。授業には熱心なんです。


団塊先生の授業では、授業の感想を書かされていました。その感想によって授業内容を必ず変えていたのは、努力していたと思います。生徒の声をかなり丁寧に聞き入れていたのです。
また、授業内容も(クソわかりづらかったですが)間違ったことは言ってなかったです。


単純に嫌いというだけで、相手の話をシャットアウトするのは早計という教訓になりました。

まあ嫌いなことには変わらないんですけどね。うぜーですからね。



今回の場合、相手が教師になっている時点である一定の社会的評価を受けていました。国側が「どれだけ嫌なやつでも、教員免許を取っている時点でそこらへんのやつよりマシですよ」と最低保証をしてくれているわけです。

その一方で世の中には本当にどうしようもない話をする人もいます。


悪意の有無、害の有無も重要ですね。団塊先生の発言に悪意はないし、目立った害はやかましいだけだったのでまだ良かったです。


悪意なく他人を下げる発言をするのもどうかと思いますが、良いところもある人だからギリギリ許せた感じです。「個人的に嫌いなだけで悪人じゃねぇ」レベルだから、まだちゃんと授業聞けました。



これってつまり、筆者も何かしらの国家資格を取れば最低保証がある人間になれるってこと？

……勉強しようかな。

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