規範になれない人【実話日記】

精神病理 ページ16

筆者がヤンデレ作品を書いていることは、何となく知られてますよね。

「知らなかった」って？まあ、なんかいくつか書いています。

小ネタ集は特に人気で、過去最高12位を頂きました。多くの方の目に届いたようで嬉しい限りです。



しかしヤンデレ系は人気ですね。以前その理由を考察しましたが、占ツクユーザー全体に愛され願望の傾向があるみたいです。

ヤンデレに欠かせない要素といえば一途なこと。我々は一途で自分を裏切らない人間を求めています。



筆者が初めてヤンデレに触れたのは、クラスメイト宅です。彼女は仲の良し悪し男女年齢、全て問わずに家に入れるオープンなタチで、ずいぶん昔に一度だけ筆者も招かれました。

結局集まったところで、その子の部屋でゲームをしたり漫画を読んだりしたのですが……偶然借りたホラー少女漫画にドギュンときました。



ストーカーの人怖(お化けより人間の方が実害があって怖い)系漫画でした。
主人公の少女が知らないところで、黒い服を着た青年がこっそり凶器を振るっているのです。

「僕がずっと守るからね」と刃物を持ちながら、彼女に加害した人間を殺しておきながら。日常を過ごす彼女を遠くからただ見ている。どうみても狂人なのに、でも好きな人の前には現れないんです。

その衝撃が忘れられず、家に帰ってから「ストーカー 恋」と検索したのを覚えています。グーグルに防犯ガイドを勧められました。そうだけどそうじゃない。違くてさ、グーグルさん。



10代の頃に受けた強い衝撃は、一生引きずると聞きます。


筆者の心には、いまだに黒いパーカーのフードを被った、ストーカーの青年が住み着いているのです。

ちょうど今はヤンデレの新作を書き溜めているところです。数話書き溜めてからじゃないと新作が発表できなくて……




あなたの心臓には住み着いていますか？その後の人生に影響するほどの強い”何か”が。

正直筆者に住み着いている彼、結構図々しいです。昨年あたりから主張が強い。

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